誤診による医療事故

肺ガンだと診断される

これは私の父の友人の話ですが、数十年前、肺ガンだと診断を受け入院しました。今と違い、当時はガンといえば不治の病だと認識している人も多くいらっしゃったみたいです。父の友人も同じく、自分はもう死ぬんだ、と死を覚悟していたみたいです。私の父も、友人の入院している大学病院へ足しげく通っていました。

しかし肺ガンではなかった

そして、父の友人の手術が行われました。手術の終わった数日後、父は見舞いに行ったのですが、友人はうれしいような困ったような、複雑な笑顔を浮かべていたようです。というのも、実はこの友人、肺ガンなどではなかったのです。手術が行われ、いざ肺を開けてみると、そこにはガンなどなかったのです。

医学的にこれがどう評価されるかはわかりません。画像診断などの事前診断では中々分からないこともあるでしょう。しかし、素人目に見れば、これは医療事故ではないかと考えてしまいます。

患者への負担

実はガンではなかった、というポジティブな誤診ですから、なんとなく問題ないような気はします。しかし、全身麻酔を行い、胸や肺にメスを入れている以上、患者に負担がかかっているのです。不要な負担を患者にかけている以上、これは医療事故というべきでしょう。この友人は、事を大きくはしませんでした。時代が時代だった、ということもあるでしょう。

しかし、もし自分の身に同じことが起きれば、間違いなく怒り狂っていると思います。

DATE:2017/4/24