乳癌の疑い

左胸にしこりがあり痛みがあるため、新免疫療法

私の妻は、8年前に左胸にしこりがあり痛みがあるということで大学病院を受診し、乳癌の疑いがあると診断されました。妻はその当時にたまたまテレビで見ていた癌の新免疫療法を受けることにし、大学病院ではなく免疫療法を行う診療所の治療を受けていました。

その医師は新免疫療法の内容と特徴とメカニズムの説明、抗がん剤と異なり副作用がないことや放射線治療の副作用も軽減すること、癌が消失または縮小した事例が載ったパンフレットだけを癌患者に対し手渡していました。

医療保険が効かない高額な健康食品と総合ビタミン剤の処方

実際の治療は診察、腫瘍マーカーの測定などの検査、医薬品として抗癌薬のソニフィラン、ピシバニール、クレスチンの投与、カルシウムとリンの小腸からの吸収を促進する活性化ビタミンD、肝機能改善薬のウルソデオキシコール酸の投与、薬局では医療保険が効かない高額な健康食品と総合ビタミン剤の処方というものでした。

癌による左乳房の出血

4年間ほどその診療所に通っていましたが、癌による左乳房の出血が見られ、別の総合病院を紹介されました。

多臓器への転移が認められ手術不可能ということでホルモン治療、抗癌治療を受けることになりました。新免疫療法に妻が頼ってしまいこのような結果となりましたが、診療所の医師の処置や薬局の薬も体質改善のためのものが多く、実際に免疫療法で癌が治ったという患者を聞いたこともありません。これは医療事故だと確信して他の患者さんの家族と共に訴訟継続中です。妻は去年亡くなりました。

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