腎臓に障害がある薬

排尿障害治療薬の投与

私の父は、先日92才で亡くなりました。父は15年ほど前から、軽度の前立腺肥大症のため、国立病院の泌尿器科へ通院していました。4年前の冬、肺炎に罹り同じ病院の呼吸器内科に2ヶ月ほど入院した後、退院しました。

今年の春、市販されているダンリッチ鼻炎薬を飲んだところ、おしっこが出なくなり、国立病院の泌尿器科へ連れていき導尿処置をしてもらい排尿障害治療薬の投与を受けました。ひと月後の検査で最大尿流量率の数値が減り、残尿量、前立腺重量の数値が増えていることから入院を勧められました。

経尿道的前立腺切除手術

検査を受けた後、経尿道的前立腺切除手術を受けました。手術後は37度くらいの微熱が続いていたため抗生物質の点滴投与が行われました。手術後17日目の咳痰の検査で院内感染が多いMRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)が少量検出されたとのことでした。

34日目に咽頭粘液、鼻腔粘液からMRSAの検出があったと病院側から報告がありました。また血清クレアチニン値が上昇しているので腎機能障害の疑いもあるとのことでした。41日目に状態が悪化して呼吸器内科に移され消化器官の殺菌を行うバンコマイシンの点滴を受けましたが、改善しない状態が続きました。あとでわかったことですがこのころ腎臓に影響があるミノマイシンの投与があったようです。

顕微鏡的結節性多発動脈炎による多臓器不全

手術後60日目に呼吸困難になり酸素吸入が行われました。消化器潰瘍が疑われるということでザンタックの点滴も行われました。

80日目に呼吸状態が悪化し、肺出血と診断されました。ここでも腎機能に障害のあるソル・メドロールの投与が行われていました。父は手術後82日目に亡くなり、死因は顕微鏡的結節性多発動脈炎による多臓器不全と診断されました。年齢的に仕方がないことだと思いますが、父を院内感染させたこと、腎臓に障害がある薬を使い続けたことから病院側の医療事故ではないかと思っています。

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